女性の中には、性交のときに感じる痛み、いわゆる「性交痛」に悩んでいる方も珍しくありません。 痛みを感じることで性交が怖くなったり、相手に嫌われたくない思いから我慢してしまったりという方もいるようです。 また、以前は問題なかったにも関わらず、あるときから性交痛を感じるようになってしまうケースもあるでしょう。 どこか体がおかしいのではないかと、不安になるかもしれません。 今回は、 性交痛が起こる原因と解消法 について詳しく解説していきます。. 性交で感じる性交痛にお悩みの方は まずお気軽にご相談ください! 医療法人心鹿会 では LINE相談も可能です!. 性交痛とはその名の通り、 性交時に感じる痛み です。 主に3ヶ月以上継続して痛みを感じるようであれば、性交痛だと判断されます。 性交痛は命に別状がある症状ではないものの、それが原因となりセックスレスに陥ったり、夫婦生活に良くない影響を与えたりすることも考えられます。 また、性交痛があるにも関わらず無理に行為をした場合では、外性器の怪我につながるリスクもあるでしょう。 性交痛の原因は、人それぞれです。そのため、原因によって異なった対処が必要になります。. 性交痛の主な原因は、腟前庭部の痛みです。 腟口付近に痛みを感じるのであれば、腟前庭部が刺激されて痛みが生じていると考えて良いでしょう。 腟前庭部の痛みに関しては、 性的な刺激にかかわらず腟の入口に何か触れば痛みを感じやすいという特徴があります 。 このような性交痛に関しては、腟前庭部の粘膜の脆弱性(薄くて弱いこと)が原因です。 そのため潤滑剤などを使用しても少しの痛みは緩和されるものの根本的には挿入時の痛みがある状態になります。 しかし、このような状態を一般的には潤い不足と判断されてしまい、間違った情報が浸透している状態です。 「性交痛の原因は女性側の潤い不足」といったことだけが広がっており、きちんとした理解がされていないことから、多くの女性を悩ませる原因になっています。. 性交痛で悩んでいるのであれば、一人で試行錯誤するだけでなく、医師に相談するのが一番の近道です。 ただし、医師やクリニックを選ぶ際にも、 専門的に診断できる医療機関を選ぶようにしてください 。 総合病院の婦人科や婦人科の専門クリニックであっても、女性の性機能を専門的に治療できるとは限りません。 クリニックを訪れると、問診と腟鏡による診察が受けられます。 診察により、外性器や内性器の粘膜の炎症や萎縮の有無だけではなく、性交痛に関連するホルモン状態も調べることが可能です。. 性交痛 は改善できるかもしれません! まずお気軽にご相談ください 。. 外陰部や陰唇など、下着に触れる部分が痛む場合は、粘膜や皮膚が荒れていたり、細菌に感染して腟炎や外陰炎といった炎症を起こしていたりする可能性があります。 炎症の部位が外にあるため、日常生活で服や下着が擦れると痛む、座ると痛む、排尿時に痛むなどの症状が出ることもあるでしょう。 痛む部位が外にあるため鏡で確認できることも多く、その他の部分に比べて赤くなっていたり、腫れていたりすることがあります。 一時的な炎症の場合には自然に治癒すると痛みは改善しますが、長引く場合や痛みが強く我慢できない場合は、医療機関へ相談してください。 さらに奥に進んだ入口が痛む場合は、もっとも一般的な性交痛の原因である前庭部の痛みです。 前庭部はしっかりと小陰唇を広げないと見えないことも多く、治療も専門的なものが必要となります。 他にも、 一般的な処女膜より厚みがある方は、「処女膜強靭症」と呼ばれる状態にあります 。 腟の入口が狭くなり、挿入がスムーズにいかないことがありますが、分厚い処女膜を切開すれば挿入できるようになるでしょう。 1回の手術や性交を行えば腟口の大きさが広がり、それ以降の性交渉に問題はなくなります。 しかし、腟が狭いことに加えて前庭部痛を同時に持っている場合、広げる治療だけでは不十分で、併せて前庭部の痛みを取る治療が必要です。 さらに、 40代を過ぎると陰部にも加齢変化が生じ、粘膜が潤わない、腟の伸縮が悪くなるなどの状態が起こることで性交痛の原因となります 。 最近は、デリケートゾーン専用のケアをし過ぎることで20代でも粘膜が衰えてしまい、潤いのない腟になる女性が増加傾向にあります。 腟の老化を防ぐためにも、正しいケア方法を知ることも大切です。 腟の入口付近に起こる痛みの原因は様々なので、原因がわからない場合は婦人科を受診してください。. 子宮口付近や下腹部といった腟の奥が痛む場合にもっとも一般的な原因は、便秘です。 便秘といっても、毎日排便をしているかどうかが問題なのではなく、肛門付近やS状結腸といった子宮や腟に近い部分に、慢性的に便が残っていることが性交痛の原因になります。 肛門付近に便が残る原因として、排便やおならの我慢、朝に排便する習慣がない、食物繊維が不足しているなどが挙げられます。 自分では肛門付近の便秘を自覚していないケースも多く、婦人科を受診しても異常がないといわれることもしばしばです。. その他、治療が必要な性交痛の原因として、子宮内膜症やクラミジア感染症が起こっている可能性もあります。 子宮内膜症やクラミジア感染症の場合は、月経痛も悪化することが多いため、思い当たる場合には早急に治療を行いましょう。 また、卵巣腫瘍のような病気を発症していることもあるでしょう。 いずれも、悪化すれば不妊症に繋がったり、治療に手術が必要になったりします。 腟の奥が痛む場合は、早急に婦人科を受診してください。. 性交痛が起こる主な原因は、大きく分けると 「肉体的な問題」 と 「心因的な問題」 2つになります。 ここではまず、「肉体的な問題」が原因で起こる性交痛について詳しくお話ししていきましょう。. 年齢を重ねるにつれ、女性ホルモンの分泌は低下していきます。 特に セックス 久々 痛い にあります。 女性ホルモンが低下したことによって性交痛を感じるようになる疾患が、GSM Genitourinary syndrome of menopause です。 GSMは、腟まわりや尿道まわりの粘膜を弱くします。 粘膜が傷つきやすくなることと保湿レベルが低下することで潤い不足になり、性交痛が生じてしまうのです。 GSMに関連した性交痛は更年期以降の女性に起こりやすい症状でもあり、決して珍しいものではありません。 閉経前後から気になりだした性交痛の症状を改善したいのであれば、クリニックの診察を受けることをおすすめします。. まだ閉経を意識するような年齢ではなかったり、十分に潤いは足りているのに痛みを感じたりするのであれば、性器に関する病気が原因である可能性が考えられます。 代表的な婦人科系の疾患としては、「子宮内膜症」や「子宮筋腫」が挙げられます。 子宮内膜症は、本来は内側にある子宮内膜が、子宮の内側以外の場所でできてしまう病気です。 生理が重たくなるだけでなく、性交痛に苦しむ方も少なくありません。. 子宮筋腫は、子宮壁にこぶのようなものができる症状です。 閉経後は小さくなっていくことが多い良性の腫瘍ですが、大きさやできる場所によっては性交痛が現れます。 その他にも、カビの一種のカンジダという微生物によって性器に炎症を起こしている際には、性交痛を感じることがあります。. 女性ホルモンが不安定になる出産後には、腟の粘膜に萎縮が起こったり潤い不足が起こったりして、痛みを感じやすくなります。 また、 出産時に会陰裂傷が起こったり、会陰切開を受けたりしていた場合は、傷跡に引きつれが起こって痛みを感じることもあるでしょう 。 傷跡そのものが痛まなくても、「また切れたらどうしよう」、「傷跡が痛む気がする」といった精神的不安から腟が潤いにくくなり、痛みに繋がることもあります。 産後はプロラクチンというホルモンが増加するため、セックスに対する興味も少なくなることが多く、さらにホルモンの影響で性交痛をより感じやすくなります。 出産後の体の回復には、6~8週間程度かかることが一般的です。 体が完全に回復していない場合は、無理に性交渉は行わずに、まずは体の回復を待ちましょう。. 性交痛の原因が肉体的な問題にあった場合、その問題点をクリアすれば痛みは感じにくくなります。 実際に肉体的な問題は、どのように解決していけば良いのでしょうか。 問題を解決する方法について解説します。. 潤い不足が原因で性交痛が起こっているようであれば、それを補うアイテムを使用することで、ごく軽度の痛みであれば対応できるかもしれません。 例えば、 ローションや潤滑ジェルのようなものを取り入れることで、性交痛を軽減できるでしょう 。 ローション類は、ドラッグストアや通販サイトで手軽に購入できます。 さらに性交痛への緊張やストレスといったことも要因として考えられるのであれば、よりリラックスする環境づくりをすることで気持ちが和らぐかもしれません。 しかし、 性交痛も中等度から重症になると、そういったアイテムや環境を変える方法だけでは改善が難しくなります 。 性交痛の専門医による診察を受け、ホルモン補充をはじめ様々な薬による治療や、レーザーを用いた治療などを検討していきましょう。. クリニックで診察を受け、病気や体質が原因だと判明したのであれば、そのまま治療を受けてください。 「いつから・どういうシチュエーションで・どこが痛むのか」といった カウンセリングや血液検査、内診などを踏まえて、個人に合った性交痛の治療法を提示してもらえます 。 性交痛の原因が病気によるものであると、痛み以外の症状がなくても静かに進行している可能性があります。 また、性感染症による痛みの場合は今後の健康にも大きく影響を及ぼすため、できるだけ早く専門の医療機関で治療を受けることが大切です。 性交痛の原因によって治療方法は様々ですが、腟の入口に対しては手術治療やレーザー治療、ホルモンの外用薬といった治療があります。 腟の中の乾燥や萎縮に対しては、腟に挿入する「腟剤」と呼ばれるタイプの座薬やホルモン剤の服用が。筋肉の強い緊張による痛みに対しては、注射や骨盤底筋のリハビリテーションが治療選択肢となります。 挿入時の内臓痛に対しては、便通のコントロールなどが考えられます。. 病気が原因であれば早期に改善することが大切です。 二宮レディースクリニック に お気軽にご相談ください 。. 腟の潤い不足が原因で痛みが起こっている場合は、潤いを足すゼリーやローションで対処できます。 しかし、ストレスやトラウマが原因となっている場合は、メンタルケアが必要です。 出産後の性交痛の原因には、精神的な要因が含まれるケースが少なくありません。 出産時に大変な痛みを経験してしまうと、「また妊娠するかもしれない」という不安が過って性行為に対する恐怖心が湧き、腟の潤い不足を引き起こします。 また、会陰裂傷や会陰切開の傷跡が気になって、性行為そのものが怖くなってしまう方もいるでしょう。 精神的な要因で性交痛を感じている場合は、まずはメンタルケアを優先させましょう。 パートナーに正直な気持ちを打ち明けて、少しずつ不安や恐怖心を取り除くことが大切です。. まだ痛みを強く感じていないのに性行為に恐怖や過度な緊張を感じる方に多いのが、肉体的な痛みが心因的な問題に発展していることです。 過去の体験や受けた教育、体の特性や現在の健康状態によって精神的な負担が増強され、実際の痛みよりもさらに強い痛みを感じてしまうケースを多く認めます。 ここでは、性交痛が起こる原因として多い心因的な問題をご紹介します。. 性交は、精神的な面も大きく関わります。 心因的な問題で性交痛になる原因として多いのが、過去の経験やトラウマです。 例えば、過去の性交時に相手の間違った知識や乱暴な扱いによって強い痛みを感じ、それ以来性的な行為が怖くなり、潤い不足になるというケースは決して珍しいものではありません。 他にも、過去に性的な虐待や痴漢行為、セクハラ行為を受けた女性は、性に対してネガティブなイメージを抱いてしまいがちです。 そうなると好きな相手であっても、恐れや嫌悪感が生じて脳内に性的興奮が起こらず、正常な性的な反応が不十分になってしまいます。 トラウマの場合は、何か一つの出来事が起因しているものではなく、複数の要因が積み重なって現れているケースもあります。. パートナーとの関係によって、性交痛が起こることもあります。 例えば、 パートナーと不仲になってしまうと、それが原因でギクシャクとしてセックスレスに陥る可能性があります 。. 自身が拒否をする側であれば性交に必要な脳の刺激が起こりにくい状態となり、性的反応が起きにくくなります。 さらに厄介なのが、本人ではなくパートナーの方に問題がある場合です。 パートナーが仕事での疲れや年齢的な不安から性交に対して消極的になってしまうと、 女性側の自信が失われ、結果として性交痛や性欲低下になるケースがあります。. 心因的な問題で性行痛が起こっているケースでは、肉体的な問題と同様に、問題点をクリアにすることで解消できる可能性があります。 心因的な問題が原因で性行痛が起こっている場合の解消法についてお話ししましょう。. 過去の経験やトラウマ、未知の不安といった心因的な問題が理由として考えられるのであれば、カウンセリングで改善を行うのが一般的です。 具体的には、 心療内科や産婦人科を受診して、自身が抱えている悩みを相談してみましょう 。 その他にも、医療機関外のカウンセリングサービスを利用する方法もあります。 誰かに悩みを打ち明け、そして改善に向けてサポートしてもらうことで、過去の問題点や悩みが払拭される可能性もあります。 自身の心の内側にあるネガティブな感情は、吐き出すことが難しいと感じる方もいるでしょう。 しかし、信頼できるプロに相談することで、性交痛の改善だけでなく自身の今後にも大いに役立つはずです。. パートナーとの気持ちのすれ違いが要因となって性交痛が起こると、そのままセックスレスに陥る可能性が高まってしまいます。 最悪のケースでは、パートナーとの間に大きな溝が生じ、別れにつながる可能性もあるでしょう。 パートナーとの気持ちのすれ違いやセックスレスが原因で性交痛が起こっていると考えられる場合には、 お互いに正直に話し合いをして、何が不満なのかを打ち明け合うことが大切です 。. 二人の間がギクシャクしたまま放置していると、いずれ何かのきっかけで爆発し、より不仲になってしまうというのもよくあるパターンです。 修復不可能になるほどの溝が生じる前に勇気を出して話し合った方が、セックスレスや性交痛の解消にもつながりやすくなるでしょう。. 性交時に痛みを感じる場合、医療機関を受診した方が良いと考えていても、なかなか勇気が出ずに踏み出せない女性も多いようです。 性交痛のお悩みを抱えている方は、ぜひ医療法人心鹿会にご相談ください。 心理的な問題の多くは、肉体的に原因を抱えていることがほとんどです。 肉体を改善することで精神的状態も安定し、自分に自信を取り戻すことができるようになります。 自分が悪い、自分が弱いからと考えてしまいがちな性交痛ですが、二宮レディースクリニックでは医学的な治療であなたの症状を改善していきます。. 年齢を重ねたことによる女性ホルモン不足から、性交痛が起こることがあります。 こういったケースでは、 女性ホルモン補充療法(HRT) がおすすめです。 女性ホルモン補充療法は、その名の通り 女性ホルモンを補うことで、心身の不快症状を緩和する治療方法を指します 。 性交痛に対するホルモン補充の場合は、女性ホルモンだけではなくテストステロンも補充します。 ホルモンを補充すると聞くと、なんとなく怖いイメージを抱く方もいるかもしれません。 しかし、 専門医で治療を受ける場合は、まず性ホルモン以外のホルモン異常や代謝性疾患がないことを専門的に確認します。 さらに定期的に診察や検査を行うことで、安全にホルモン補充が行われていることを確認しながら行っていくため、安心することができます。. インティマレーザーとは、 エレビウムヤグレーザーを使用して女性器の治療をすること を指します。 インティマ(大切な部分)を、レーザーで治療する方法です。 インティマレーザーでは、 生まれつき腟が狭かったり萎縮したりしているといった理由から、性交痛が起こる場合に使用します 。 挿入が苦痛な方だけでなく、腟の緩みが気になって性交に集中できなかったり、尿漏れをしないかと気になったりしている方にも有効な方法です。 インティマレーザーを用いる治療方法や照射する部位については個人で異なるため、診察後に医師と相談する流れになります。 理由が思い当たらないにも関わらず、挿入されるだけで痛みを感じるという方は、医師にご相談ください。. 腟内の潤い不足や乾燥が原因で性交痛を感じるのであれば、モナリザタッチという治療方法が有効です。 モナリザタッチとは、 腟や外陰部の粘膜や皮膚に炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)を照射し、治療を行う技術のこと を指します。 モナリザタッチで腟粘膜を点状に照射することで、組織のコラーゲン生成を促します。 照射した部分の皮膚の新陳代謝が促され、組織の状態が改善されることで、腟内の潤い不足や乾燥の改善が期待できるでしょう。 デリケートな部分にレーザーを照射するとなると、大がかりな治療を想像してしまう方も少なくありません。 しかし、 モナリザタッチは短時間での治療が可能であり、日帰りで施術が受けられます セックス 久々 痛い. 医療法人心鹿会 なら インティマレーザーやモナリザタッチの レーザー治療も可能です!. 性交痛は自身だけの問題ではなく、状況によっては大切な相手との間に溝が生じてしまう可能性もあります。 性交痛には様々な理由が考えられますが、一人で解決できないときには婦人科の受診を検討しましょう。 性交痛の原因になっている理由が判明するだけでなく、症状によっては、治療を受けることで辛い性交痛が解消するかもしれません。 なかなか人には打ち明けにくい悩みだからこそ、専門知識をもった医師やスタッフが在籍している医療法人心鹿会にぜひご相談ください。. 医師。泌尿器科専門医・指導医、漢方専門医、性機能専門医。 年から女性医療に特化したクリニックの院長として泌尿器科・婦人科・性機能に関する専門的診療に従事。医療者向けの講演会や一般向けのYouTubeなど幅広い活動を行う。年にNINOMIYA LADIES CLINICを開院し、院長就任。自院では、医療者にしかできない誠実で安全な美容を提供するべく、アートメイク・女性器治療などにも注力する。. TOP コラム 性交痛はなぜ起きる?原因と解消法について解説. 女性の中には、性交のときに感じる痛み、いわゆる「性交痛」に悩んでいる方も珍しくありません。 痛みを感じることで性交が怖くなったり、相手に嫌われたくない思いから我慢してしまったりという方もいるようです。 また、以前は問題なかったにも関わらず、あるときから性交痛を感じるようになってしまうケースもあるでしょう。 どこか体がおかしいのではないかと、不安になるかもしれません。 今回は、 性交痛が起こる原因と解消法 について詳しく解説していきます。 性交で感じる性交痛にお悩みの方は まずお気軽にご相談ください! 医療法人心鹿会 では LINE相談も可能です!. 産後のセックスに注意!再開のタイミングや痛いと感じる原因、対処法をご紹介します 夫婦のコミュニケーションの一環として、産後にセックスをしたいと考えているものの、どのタイミングで再開すれば良いのかわからないという方もいます。また、実際にセ まとめ 年齢が原因である場合は、アイテムを使用したりリラックスしたりすることを心がける 病気が原因である場合は、クリニックで積極的に治療を受ける 出産が原因である場合は、パートナーとよく話し合ってメンタルケアを優先する. まとめ 心療内科や産婦人科、カウンセリングサービスへ相談する パートナーと話し合い、すれ違いを解消する. 腟の痛みが気になる!痛みの原因や考えられる病気・通院の目安を解説 腟は、外陰部と子宮の入り口である子宮頚部を繋いでいる筒状の部位で、成人女性の場合、6~8cm程度の長さがあるといわれています。腟は外と通じているため、細菌やウイ
昔はできたのに、痛くて性交渉ができない!なぜ?
性交痛は女性によくある悩み!原因や解消法・受診の目安を詳しく解説 | 岡村産科婦人科 性交痛の主な原因は、腟前庭部の痛みです。 腟口付近に痛みを感じるのであれば、腟前庭部が刺激されて痛みが生じていると考え 今まで大丈夫だったのに、急に痛みが出るようになった時は、外陰部や膣の入り口の傷や炎症、あるいは子宮の炎症があるかもしれません。 性交痛、どうすれば良い?痛い性行為の対策と改善方法 - 藤東クリニックお悩みコラムその他 性行為は本能的な行為であると言われる一方で、"性は脳なり"とも言われます。妊娠や性感染症に対する不安、二人の関係性、環境や身体的・精神的トラブルなどが原因となって、十分にうるおいが得られない場合があります。 また、一度何らかの理由で痛みを感じてしまうと、次回以降にその痛みに対する不安や緊張がストレスとなってうるおいが不足し、また痛みを感じてしまうという悪循環が生まれる可能性もあります。心当たりがある方は、パートナーとゆっくり話し合ってみるのも良いでしょう。. 不安や緊張によって十分に興奮できず、膣分泌液が十分に出ない状態(いわゆる「濡れていない状態」)だと、 摩擦によって挿入時に痛みを感じやすくなります。 コミュニケーションによってパートナーとの信頼関係を高めるほか、相手に不安やストレスを感じている原因を伝えてお互いの理解を深めましょう。痛みで性行為が続けられない場合は、 無理をせずに性行為を中断してください。. 女性ホルモンが不安定になる出産後には、腟の粘膜に萎縮が起こったり潤い不足が起こったりして、痛みを感じやすくなります。 また、 出産時に会陰裂傷が起こったり、会陰切開を受けたりしていた場合は、傷跡に引きつれが起こって痛みを感じることもあるでしょう 。 傷跡そのものが痛まなくても、「また切れたらどうしよう」、「傷跡が痛む気がする」といった精神的不安から腟が潤いにくくなり、痛みに繋がることもあります。 産後はプロラクチンというホルモンが増加するため、セックスに対する興味も少なくなることが多く、さらにホルモンの影響で性交痛をより感じやすくなります。 出産後の体の回復には、6~8週間程度かかることが一般的です。 体が完全に回復していない場合は、無理に性交渉は行わずに、まずは体の回復を待ちましょう。. うるおい不足の解消法としては、リューブゼリーなどの「潤滑ゼリーの使用」や 「ホルモン補充療法」、「漢方療法」などが行われます。 特にリューブゼリーは、産婦人科医療の現場でも推奨されており、 ドラッグストアなどで手軽に購入できます。. パートナーとの気持ちのすれ違いが要因となって性交痛が起こると、そのままセックスレスに陥る可能性が高まってしまいます。 最悪のケースでは、パートナーとの間に大きな溝が生じ、別れにつながる可能性もあるでしょう。 パートナーとの気持ちのすれ違いやセックスレスが原因で性交痛が起こっていると考えられる場合には、 お互いに正直に話し合いをして、何が不満なのかを打ち明け合うことが大切です 。. 骨盤内臓器の異変は、 性交時の痛みの原因になる可能性があります。 子宮や卵巣などの臓器に感染症や腫瘤がある場合、不妊になったり流産しやすくなったりするケースも少なくありません。外側からでは異変が分からないため、 違和感に気付いたら早めに婦人科を受診しましょう。.
「うるおい不足」の原因はさまざま
「性交痛」とは、性交時に感じる痛みの総称です。 そのほとんどは、挿入時の膣内の「うるおい不足」が原因といわれています。 久しぶりのセックスが痛い 3つの主な原因 · 1.前戯が足りない · 2.不安や緊張が強い · 3.萎縮性膣炎(いしゅくせいちつえん) 性交痛の主な原因は、腟前庭部の痛みです。 腟口付近に痛みを感じるのであれば、腟前庭部が刺激されて痛みが生じていると考え性行為時の膣の奥や骨盤内に痛みは「深部性交痛」と呼ばれ、骨盤内臓器の感染症や腫瘍など 何らかの器質的(臓器に異常が起きている)疾患が考えられます。. 婦人科でできる性交痛の治療 池袋アイリス婦人科クリニックでは以下の治療を行っています。 性感染症 性感染症は 性交渉を介して感染する病気 です。見た目の症状が現れにくい性感染症もあり、性交痛の原因になることがあります。性交痛が続く場合は、婦人科で検査を受けましょう。 性感染症の検査項目や費用については 性感染症のページ をご覧ください。複数の性病がまとめてチェックできるセット検査のご用意もあります。 クリニックの受診が難しい方は、オンライン診療ができる メディカルポスト で性病検査キットを郵送しています。結果が陽性だった場合は、治療薬も郵送でお届け可能なため、誰にも知られずご自宅で検査と治療が行えます。 骨盤内臓器 (膀胱、子宮、子宮頸部、卵管、卵巣など)の検査 骨盤内臓器の異変は、 性交時の痛みの原因になる可能性があります。 子宮や卵巣などの臓器に感染症や腫瘤がある場合、不妊になったり流産しやすくなったりするケースも少なくありません。外側からでは異変が分からないため、 違和感に気付いたら早めに婦人科を受診しましょう。 婦人科健診の検査項目や費用については 婦人科検診のページ をご覧ください。 処女膜強靭症 処女膜強靭症は処女膜が厚く硬いため、男性器を挿入しようとするとすると、膣口に激しい痛みをともないます。 先天性な症状であり、自然治癒はしない ため、処女膜強靭が疑われる場合は、池袋アイリス婦人科クリニックにご相談ください。 セルフチェックの方法や治療の流れについては 処女膜強靭症のページ をご覧ください。 処女膜強靭症の検査や治療を行っていない婦人科クリニックも多い ため、当クリニック以外を受診する場合は、事前にクリニックに確認しておくと安心です。. 産科・婦人科 藤東クリニック 〒 広島県安芸郡府中町茂陰1丁目 TEL: FAX: MAIL: MAIL: mail fujito. 情報をお探しですか? 電話 WEB予約. 不安や緊張によって十分に興奮できず、膣分泌液が十分に出ない状態(いわゆる「濡れていない状態」)だと、 摩擦によって挿入時に痛みを感じやすくなります。 コミュニケーションによってパートナーとの信頼関係を高めるほか、相手に不安やストレスを感じている原因を伝えてお互いの理解を深めましょう。痛みで性行為が続けられない場合は、 無理をせずに性行為を中断してください。. 子宮頸部、子宮体部、卵管など、骨盤内臓器に炎症がある状態を 「骨盤内炎症性疾患」 といいます。骨盤内炎症性疾患は主に性行為による細菌の感染で生じ、 重度の場合、感染が卵巣(卵巣炎)、そして腹膜(腹膜炎)に広がり、強い痛みを引き起こします。. 子宮筋腫は、 子宮の壁にできたこぶのような腫瘍です。 がんのような悪性の腫瘍ではありませんが、経血量が増えたり、貧血や痛みを引き起こしたりします。筋腫が小さく、症状がない場合は経過観察のみで問題ありません。 しかし、筋腫の大きさや個数、できた部位によっては性行為時に強い痛みを引き起こすほか、妊娠しにくい、流産しやすいなどの症状がみられるケースもあります。. しかし、何らかの原因で 十分に潤滑液が出ないと、挿入した際に痛みを感じやすくなります 。. 腟の潤い不足が原因で痛みが起こっている場合は、潤いを足すゼリーやローションで対処できます。 しかし、ストレスやトラウマが原因となっている場合は、メンタルケアが必要です。 出産後の性交痛の原因には、精神的な要因が含まれるケースが少なくありません。 出産時に大変な痛みを経験してしまうと、「また妊娠するかもしれない」という不安が過って性行為に対する恐怖心が湧き、腟の潤い不足を引き起こします。 また、会陰裂傷や会陰切開の傷跡が気になって、性行為そのものが怖くなってしまう方もいるでしょう。 精神的な要因で性交痛を感じている場合は、まずはメンタルケアを優先させましょう。 パートナーに正直な気持ちを打ち明けて、少しずつ不安や恐怖心を取り除くことが大切です。. 骨盤内臓器の異変は、 性交時の痛みの原因になる可能性があります。 子宮や卵巣などの臓器に感染症や腫瘤がある場合、不妊になったり流産しやすくなったりするケースも少なくありません。外側からでは異変が分からないため、 違和感に気付いたら早めに婦人科を受診しましょう。. 前戯が不十分 3. 医療法人心鹿会 なら インティマレーザーやモナリザタッチの レーザー治療も可能です!. 処女膜強靭症は、処女膜が通常より厚く硬く、挿入時にも破けずに張っている状態です。先天性のもので、男性器の挿入時だけでなく、 指やタンポンを入れた際にも激しい痛みが生じます。 治療には切開による手術が行われます。 池袋アイリス婦人科クリニックでは、処女膜強靭症の治療を行っています。くわしくは 処女膜強靭症のページ をご覧ください。. このように書くとやや大げさな印象を持ちますが、 イメージとしては、暑いときに額に玉のような汗をかくように、 「腟が汗をかく」感じです。汗と同様、腟潤滑液も分泌までの時間や量には個人差があり、 濡れやすい(または濡れにくい)から良い・悪いということはありません。 ただ分泌が不十分で濡れていない状態で無理に挿入しようとすると、 乾燥による痛みを感じたり、粘膜を傷つけてしまうことがあります。. 乾燥によって細菌が繁殖し、 「萎縮性腟炎」 を誘発する女性も少なくありません。治療には、エストロゲンを補うホルモン補充療法が行われます(池袋アイリス婦人科クリニックでの取り扱いはございません)。. 産後のセックスに注意!再開のタイミングや痛いと感じる原因、対処法をご紹介します 夫婦のコミュニケーションの一環として、産後にセックスをしたいと考えているものの、どのタイミングで再開すれば良いのかわからないという方もいます。また、実際にセ 卵巣腫瘍は、 卵巣に腫瘍ができる病気 です。. 萎縮性膣炎では、 おりものの変化(黄色くてニオイが強い)・乾燥感・灼熱感・頻尿・膀胱炎・かゆみ・不快感などの症状が現れる こともあります。. パートナーに気を遣って我慢していると、デリケートゾーンが傷ついたり、不安や緊張から痛みが強くなったりすることがある ので注意が必要です。. 年齢を重ねたことによる女性ホルモン不足から、性交痛が起こることがあります。 こういったケースでは、 女性ホルモン補充療法(HRT) がおすすめです。 女性ホルモン補充療法は、その名の通り 女性ホルモンを補うことで、心身の不快症状を緩和する治療方法を指します 。 性交痛に対するホルモン補充の場合は、女性ホルモンだけではなくテストステロンも補充します。 ホルモンを補充すると聞くと、なんとなく怖いイメージを抱く方もいるかもしれません。 しかし、 専門医で治療を受ける場合は、まず性ホルモン以外のホルモン異常や代謝性疾患がないことを専門的に確認します。 さらに定期的に診察や検査を行うことで、安全にホルモン補充が行われていることを確認しながら行っていくため、安心することができます。. 女性の中には、性交のときに感じる痛み、いわゆる「性交痛」に悩んでいる方も珍しくありません。 痛みを感じることで性交が怖くなったり、相手に嫌われたくない思いから我慢してしまったりという方もいるようです。 また、以前は問題なかったにも関わらず、あるときから性交痛を感じるようになってしまうケースもあるでしょう。 どこか体がおかしいのではないかと、不安になるかもしれません。 今回は、 性交痛が起こる原因と解消法 について詳しく解説していきます。 性交で感じる性交痛にお悩みの方は まずお気軽にご相談ください! 医療法人心鹿会 では LINE相談も可能です!. 奥に痛みがある性交痛の原因 1. 腫瘤の種類は年齢層によって異なり、 思春期から閉経後の女性まで腫瘤が発生する可能性があります。 性交痛のほかにも、下腹部のしこりや張りに気付いたら、早めに婦人科を受診しましょう。. そのため、 男性器を挿入したときに膣入り口付近に強い痛みを感じる ことがあります。. カテゴリー お知らせ コラム モナリザタッチ 婦人科 無痛分娩 最近の記事 婦人科の初診では何をする?初めての方に診察・検査の内容を紹介 おりものが黄緑のときに考えられる病気とは?対処法と早期受診の重要性 子宮頸がんの症状とは?原因や予防方法、治療方法などを詳しく解説 更年期障害の症状とは?前向きに年齢を重ねるための治療方法を紹介 婦人科検診とは?主な検査項目・費用相場・検診の流れを紹介 アーカイブ 年5月 年4月 年3月. 十分な前戯がないままに挿入を行うと、乾燥による痛みを感じたり、粘膜を傷つけたりするほか、性行為=痛いというイメージが定着し、 心理的な要因による性交痛につながる可能性 があります。. 緊張・不安・ストレスなど心理的要因 2. 性感染症は 性交渉を介して感染する病気 です。見た目の症状が現れにくい性感染症もあり、性交痛の原因になることがあります。性交痛が続く場合は、婦人科で検査を受けましょう。 性感染症の検査項目や費用については 性感染症のページ をご覧ください。複数の性病がまとめてチェックできるセット検査のご用意もあります。 クリニックの受診が難しい方は、オンライン診療ができる メディカルポスト で性病検査キットを郵送しています。結果が陽性だった場合は、治療薬も郵送でお届け可能なため、誰にも知られずご自宅で検査と治療が行えます。. 女性の中には、性交のときに感じる痛み、いわゆる「性交痛」に悩んでいる方も珍しくありません。 痛みを感じることで性交が怖くなったり、相手に嫌われたくない思いから我慢してしまったりという方もいるようです。 また、以前は問題なかったにも関わらず、あるときから性交痛を感じるようになってしまうケースもあるでしょう。 どこか体がおかしいのではないかと、不安になるかもしれません。 今回は、 性交痛が起こる原因と解消法 について詳しく解説していきます。. 本来の処女膜は柔らかく伸縮性がありますが、処女膜強靭症の人は 膣の入り口が狭く伸びにくい です。. 性感染症は 性交渉を介して感染する病気 です。見た目の症状が現れにくい性感染症もあり、性交痛の原因になることがあります。性交痛が続く場合は、婦人科で検査を受けましょう。. 性交時に痛みを感じる場合、医療機関を受診した方が良いと考えていても、なかなか勇気が出ずに踏み出せない女性も多いようです。 性交痛のお悩みを抱えている方は、ぜひ医療法人心鹿会にご相談ください。 心理的な問題の多くは、肉体的に原因を抱えていることがほとんどです。 肉体を改善することで精神的状態も安定し、自分に自信を取り戻すことができるようになります。 自分が悪い、自分が弱いからと考えてしまいがちな性交痛ですが、二宮レディースクリニックでは医学的な治療であなたの症状を改善していきます。. 更年期や閉経後の女性ホルモン(エストロゲン)が低下すると、膣粘膜が薄くなり乾燥しやすくなります。そのため、 性的興奮が高まっても、挿入時の摩擦で痛みが生じるケースがあります。 乾燥によって細菌が繁殖し、 「萎縮性腟炎」 を誘発する女性も少なくありません。治療には、エストロゲンを補うホルモン補充療法が行われます(池袋アイリス婦人科クリニックでの取り扱いはございません)。. 子宮口付近や下腹部といった腟の奥が痛む場合にもっとも一般的な原因は、便秘です。 便秘といっても、毎日排便をしているかどうかが問題なのではなく、肛門付近やS状結腸といった子宮や腟に近い部分に、慢性的に便が残っていることが性交痛の原因になります。 肛門付近に便が残る原因として、排便やおならの我慢、朝に排便する習慣がない、食物繊維が不足しているなどが挙げられます。 自分では肛門付近の便秘を自覚していないケースも多く、婦人科を受診しても異常がないといわれることもしばしばです。. 年齢を重ねるにつれ、女性ホルモンの分泌は低下していきます。 特に 45~55歳くらいの閉経前後の女性は、更年期を迎え、女性ホルモンの一つである「エストロゲン」が減少していく傾向 にあります。 女性ホルモンが低下したことによって性交痛を感じるようになる疾患が、GSM Genitourinary syndrome of menopause です。 GSMは、腟まわりや尿道まわりの粘膜を弱くします。 粘膜が傷つきやすくなることと保湿レベルが低下することで潤い不足になり、性交痛が生じてしまうのです。 GSMに関連した性交痛は更年期以降の女性に起こりやすい症状でもあり、決して珍しいものではありません。 閉経前後から気になりだした性交痛の症状を改善したいのであれば、クリニックの診察を受けることをおすすめします。.